こんにちは。Akiです。
子どもが生まれたら、教育資金のことは避けて通れない問題のひとつですよね。
子ども手当など、国からもらえるお金もあるけど、それだけでは幼稚園(保育園)から大学までの学費は全然足りないです。
子どものためにしてあげられる資産運用はないかな?
「ジュニアNISA」っていうのがあるらしいよ!
今回は、前回の一般NISAと積立NISAの続きで、
ジュニアNISAについてお話していきますね。
メリットだらけのジュニアNISAで、お得に教育資金をつくろう!
ジュニアNISAの特徴
◎ジュニアNISA専用口座の開設が必要
子どものマイナンバーカードと住民票が必要だよ。
注意点としては、申し込みをしてから結構時間がかかるので、余裕をもって申請しましょう。
◎非課税投資枠・・・年間80万円
◎非課税投資期間・・最長5年間
ただ
2024年に廃止が決定しているから
今年始めたら非課税投資期間は最長2年間だね
◎0歳から19歳までが対象
◎子ども名義のジュニアNISA口座を、親(二親等以内の親族)が代理で運用できる
◎相続税もかからない
非課税投資期間の終了後も、子どもが20歳になるまでは非課税で保有でき、
その後は、出金して教育資金につかってもいいし、
子供本人が通常のNISA口座を開設して非課税で運用することもできるジュニアNISA。
なかなか、
子どもに教えることがむずかしい!
と言われる、お金の知識なので、
一緒に資産運用することによって金融教育もできるジュニアNISAは魅力的ですね。
でも、
最近まである厳しい制約があったため利用者が少なすぎて2024年で廃止が決定したそうです。
それは、「ジュニアNISA口座へ入金後は、原則18歳まで払い出しができない」
しかも、
もし途中で払い出したい場合は
「過去の利益に対しても課税される」というもの。
子育てには、突然の出費がつきものなので
この条件では安心して運用できないね
と思って、わたしも今まで口座を開設してなかったのですが、最近ルールが変更になると聞いたのでさっそく調べてみました!
令和2年度税制改正でルールが変更になったジュニアNISA!使い勝手がかなりよくなった?
令和2年度税制改正で、2024年に廃止が決定し、以降のルールが変更になったジュニアNISA。
今まで制約がきつすぎて使ってなかったパパママには
朗報です!
変更になったルールとは、ジュニアNISA制度の廃止にともない、最大のデメリットであった、
払い出し制限がなくなるというもの。
2024年1月1日以降は、ジュニアNISA口座を解約すれば
いつでも資金の払い出しが可能になったよ!
しかも20歳まで非課税で保有できるよ。
もし今年2022年から始めたら、80万×2年間で、最大160万円まで運用できるので、
仮に、MAX投資できる金額の、年間80万円×2年間で、160万円分インデックスファンドを買い付けし、利回り5%で10年間運用できたら250万円になります。
ただ!
どんなに手堅い銘柄を選んでも、投資にはリスクはつきもの!
絶対に必要な金額は
現金で貯蓄するのがいいかも。
ジュニアNISA口座の注意点は?未成年口座へ資金を入れる方法は?
ジュニアNISA口座が開設できたら、まずは証券会社の未成年口座に資金を入れます。
ジュニアNISA口座の注意点
◎子供名義または親名義の銀行口座より、子供名義の未成年証券口座へ一旦入金して、そこからNISA口座へ入金し、買い付けする
ジュニアNISAの上限は、年間80万円だから贈与税は大丈夫だね!
一般の買い付けより、少し複雑かな。
各証券会社のwebサイトでチェックが必要だね
特に注意が必要なのは、
親の証券口座や、銀行口座から直接買い付けはできないことと、
未成年口座からジュニアNISA口座へ資金を移動する必要があること。
そんなのめんどくさいし、2年分を1度で入金したい!と思うかもですが、
親名義の口座から未成年口座に入金する場合は贈与になるから、
贈与税がかからない範囲(年間110万円まで)で入金することが重要です。
ちなみに、口座から出金するときのイメージはこんな感じです。
ジュニアNISAにおススメの銘柄は?実際に運用している銘柄はなに?
わたしのジュニアNISAの銘柄選びの考え方は
基本、iDeCoや普通のNISAと同じで、分散が効いていて、手数料が安い銘柄ぶこと。
個人的には、
学費の備えとしても考えてますが、
もしこの口座に手をつけずに学費がまかなえたら、子供がある程度の年齢になったときに、娘に投資の仕組みや運用の仕方を教えて、将来的には、娘自分で長く運用してほしいと思っています。
お金のことを
ちゃんと考えられる子に育ってくれるといいな!
なので、
わたしがジュニアNISA口座で運用するのに選んだ銘柄は、自分がメインで運用している一押し銘柄、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)一本、にしました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
管理費用(含む信託報酬)・・0.0968%
買付手数料・・・なし
NISA、積立NISA対応
手数料もとてもリーズナブルだね!
S&P500は、Standard & Poor’sの略で、米国の代表的な株価指数のひとつです。
基準価格・純資産も長期でみれば右肩あがりですね。
アメリカで上場している大型株500社で構成されているよ。
Microsoft、Apple、google、facebook、amazonなど
そうそうたる顔ぶれだね!
この500社で
米国株式市場の80%を占めているんだよ!
全世界株式とも
だいたい同じような値動きになるよ
S&P500は、度々の暴落を乗り越えて、長期的にみたらずっと右肩上がりです。
マーケットに歴史があり、魅力的な企業が多く、企業には株主を大事にする風土が根ずいてます。
リーマンショックやコロナショックがあったように、今後も度々暴落はあると思うけど
それを乗り越えてきた米国株には、今後もそれを乗り越えて上昇する力があると信じて、わたしは投資しています。
ただ!
お金が必要になるタイミングはひとそれぞれ。
そのタイミングに、たまたま自分が運用している銘柄が暴落している可能性は十分にあります。
教育資金は、絶対に必要なお金だと思うので
最低限の金額は貯金で準備して、残りをジュニアNISAなどの資産運用で用意するのが個人的にはベストかな、と思っています。
投資に絶対はない、ということはよく頭に入れつつ、自分なりの方法でしっかり資産運用できるといいです。
参考になれば嬉しいです!