こんにちは。Akiです。
ついにロシアのウクライナ侵攻がはじまってしまいましたね。
ニュースなどでも、ウクライナショックという言葉が出始めてて、
世界平和はもちろん、株価の値動きも気になってしまいがちな今日この頃ですが、みなさま心穏やかに過ごせていますか?
わたしのメイン投資先でもある米国株も、
2022年は下落傾向かも?
と予想されているようなので、今年は値動きをあまり気にせず、マイペースで運用していきたいと思っています。
さて。
不安定な値動きのなか、これからインデックス投資を始めようかな?と考えてる方もいるかと思いますが、
もし、ある程度まとまった投資資金が用意できている場合、最初に悩むのは、
資金を一括で投資するか、積立で投資をしていくか?
ということだと思います。
わたしも、もちろんこの問題については悩んだので、今日は、投資方法の選び方について、お話ししていきたいと思います。
積立か一括か?ベストなインデックス投資の方法を考えてみた!
インデックス投資を始めてみよう!
と思った時、わたしがまず確認すべきと思うのは、自分自身の今の状況です。
なぜかというと、その人の置かれた現在の状況によって、ベストな投資方法が違うから。
現在の自分はどれに当てはまるかな?
ver.1 投資資金なし、定期収入があり、まだ若い。
すぐに一括投資はできないので、積立投資だね
ver.2 投資資金あり、投資できる期間が短い。
運用する時間が少ないなら、一括投資かな?
でも、資産配分には注意が必要かも?
ver.3 投資資金ありと定期収入あり、まだ若い。
自分の投資戦略と投資開始時の相場傾向をみて考える必要があるかも?
ざっくりしたベストな投資方法は上記の通りですが、ひとつひとつ、詳しくみていきましょう。
ver.1 投資資金なし、定期収入あり、まだ若い、場合のベストな投資方法は?
まとまった投資資金は用意できてないけど、若くてフレッシュ!これからバリバリ働いていくよ!という方は
iDeCoや積立NISAを利用した、積立投資で資産を作っていくのが最適解かな?と思います。
この、月々のお給料の中から、決まった金額をコツコツつみたてていくこの方法は、ドルコスト平均法と呼ばれているのですが
ドルコスト平均法は、「決まった金額」を、「定期的に」購入していく投資法なので、
上昇相場では購入できる株数は少なく、下落相場では購入できる株数は多くなります。
そのため、長期的にみると、価格変動リスクをおさえる効果があり、
大幅な損失を防げるのが最大のメリットと言われています。
投資リスクを低くする鉄則は、リスクを可能な限り分散させることなので
インデックスファンドをドルコスト平均法で運用するという投資法は、
幅広い銘柄への分散(インデックス投資)と、長期運用による時間の分散(ドルコスト平均法)の両方ができ、リスクヘッジを一番に考える方には、ベストな投資方法といえそうです。
また、一括で大金を投資するより、メンタルにも優しいので、投資初心者さんにもおススメの投資法ですね。
ver.2 投資資金あり、投資できる期間が短い、場合のベストな投資方法は?
まとまったお金はあるけど、投資できる期間が短い、というのは、どのような方にあてはまるでしょうか?
考えられるケースは、
50代以降でまとまった現金があるので年金受給まで投資したいと考えたい場合や、会社を定年退職したけど、資産の取り崩しはまだ先なので、それまで退職金を運用をしたい、といった場合などかな?と思います。
インデックス投資は、時間をかけて複利の力を利用して資産を増やす投資方法なので、
運用できる時間が限られている場合は、投資資金を数回にわけて投資するより、まとまった金額を一括で投資したほうが、早く多くのリターンを得られます。
ただ、その時に考えなければならないのは、資産配分についてです。
一般的に、理想的な資産配分は、株式などのリスク資産の割合は、100−自分の年齢と言われています。
リタイヤ後は、お給料などの定期収入がなくなることを意識して、資産配分を考えるのが良さそうです。
また、一括投資のデメリットは、高値で購入してしまうと、下落時のダメージが大きいことなので、
特に、投資初心者さんが、購入してすぐに大幅下落して、あっという間に資産が半分になってしまった場合など、狼狽売りをせずに投資を続けていくのはかなり強靭なメンタルが必要かもです。
インデックス投資の歴史から読み取れる特徴として、時間と、いざというときの安全資産さえあれば、暴落は乗り越えられるのですが、
資産の取り崩しタイミングが近い場合は、時間の制限があがるので、
今、一括で投資しようと思っている金額が適正であるかを、もう一度、よく考える必要があるかもです。
また、必ず65歳になったら取り崩す、など決めずに、もしそのタイミングで株価が暴落していたら、回復するまでの数年間はホールドして、ベストなタイミングで取り崩そう、
という感じで、時間軸についても柔軟に考えられるといいですね。
ver.3 投資資金あり、定期収入あり、まだ若い、場合のベストな投資方法は?
まとまったお金もあって、バリバリ働いていて、年齢もまだ若い場合、というのは、投資家としては最強ですね!
この場合は、その方の投資戦略や投資を始める時期次第なところもあると思うので、一括投資と積立投資のメリットデメリットを整理してみようと思います。
一般的に言われている、一括と積立のメリットデメリット
◎積立投資(ドルコスト平均法)
〈メリット〉
・株価が不安定な相場で優位
・時間によるリスク分散ができる
〈デメリット〉
・リターンの増え方がゆっくり
・上昇相場では、機会損失のリスクがある
◎一括投資
〈メリット〉
・上昇相場で優位
・元本が大きいため、リターンも大きい
〈デメリット〉
・購入直後に暴落した場合、メンタルへのダメージが大きい
また、投資をするために用意した投資資金のうち、
まだ投資していない分のお金のことを、キャッシュポジションと呼ぶのですが、一般的には、このキャッシュポジションは、
20%くらいとっておくのが丁度いいかも?
と言われていて、一括投資する場合も、暴落時の買い増し資金や、思いがけなく大量の現金が必要になったときのために、自分の投資戦略にあった、適切なキャッシュポジションをきちんと確保しておくことが大切です。
わたしがインデックス投資を始める時に選んだ投資方法はどれ?
わたしが投資を始めたタイミングの自分自身の状態は、ver.3だったのですが、当時貯金しかしたことがなかったわたしは、投資することに対して、やはり少し怖いイメージがありました。
なので、最初はiDeCoから始めてみて、少し慣れてきたら積立NISAも追加して、更に慣れてきたら、用意した投資資金のうち、ある程度まとまった金額を特定口座で一括投資して、残りは、現在も毎月追加で積立して、
という感じで自分のリスク許容度を確かめがら、徐々に資産に対する株式の割合を増やしています。
また、その他にお給料から投資に回す分を決めて、特定口座とジュニアNISA口座で毎月積立投資しています。
投資を開始する当初こそ、一括投資か積立投資か、と迷うかもしれませんが、
長期でインデックス投資をする場合は、すごく長い目でみれば、結局は目標金額というゴールを目指すことは一緒です。
なので、大事なことはどちらを選ぶかではなく、下落相場に直面したとき、怖くなって損を承知で狼狽売りしてしまわずに、
目標金額に到達するまで、投資を全うできるかどうかかな?
と思うので、
成功している人の方法や、一般的にいいと言われていることをそのまま真似するのではなく、
投資を始める前に、自分の置かれている状況や、リスク許容度などのメンタル面もよく理解して、
なにがあっても長期投資できる!という方法をみつけて、心地よく資産運用できるといいですね。